幸福とお金のベクトル
幸福とお金の稼ぎ方や使い方をしょっちゅう考えてきたことを、
役に立つ形でまとめられるならまとめてみたい、
という思いがある。
その基本的な結論は
・(物質的)満足度は自分が「これがちょうどいい」「これなら快適」という程度が確保されていることで決まる。物も時間もステータスも人も、このいわゆるコンフォートゾーンに対する充足度で決まる。
周りとの相対比較の場合が多いが、そうでない場合もあるので人それぞれ。自分の心に耳を済まそう。
・コンフォートゾーンは環境を変えることで変わる場合がある。そもそもが一種の洗脳にすぎない。ただし考え方を無理やりミニマリストにしたり宗教的にしたり、人為的に変えようとするのはかなり難しい。※不可能ではない。
いずれにせよ高い精神の努力を要するので、物理的にいくか精神的にいくかは自分にとってのコストパフォーマンスを見極めて考えるのがいい。
貨幣社会への適合性が低くないと思える人の場合は、この「満足度」ベクトルは経済的にやったほうが簡単だと思われる。
・満足度と”充実度”や”幸福”とでも呼べるようなものは全く別のベクトルにある。
自分自身の心の思想・琴線に触れる行為にどれだけ没頭しているか?だと思う。
自己満足的充実度、神の領域に触れる、などは創作や鍛錬のなかにあるとされるのはこのことだと思われる。
・よくいうような、良好な人間関係は大事だが、人間関係度、とでもいう別ベクトルだと思う。
・大別すると、 ①物質的満足度ベクトル ②自己完結的充実度ベクトル ③人間関係ベクトル
この3つの方向でプラスの数値を最大化をしていくことが幸福的成長 である。
ゴールが幸福なのではなく、プロセスそのものが幸福なので、あまりゴールばかりを考えないのは大事。が、なんらかの行動には進む方向が必要なので、向かうならこのベクトルを進める方向に向かうほうがベター。
・現実の行動では、3つのベクトルどれかだけに作用する行動は少ない。
仕事では① +1 ②+5 ③−4 などだが、家庭生活では ①+4 ②−3 ③+7
などのように、1つの選択は3ベクトルに同時に影響する。
全ての選択で奪い合う共通資源は時間。 ①は主にお金を使う。③も使う場合がある。②でお金を使うのはレア。
・結局仕事の環境を整えて各ベクトルを最大化した上で、それなりの時間を残しておけば全部解決?
・最終的にはそもそも論だが、頭で考えることの可能な領域だけでは大事なものを全て理解できない。
頭が理解すべきことは「頭(言葉)では理解(説明)しえない領域がある」ということを理解すること
でもこんな結論じゃ、まるで役に立たないんだよね。
事実をまとめただけの状態で、図書館まるごと送りつけられるようなもの。
利用可能な切り口でないと、実用性はゼロだ。。
メモまでに。