戦争と革命
結局は俺も体制にとっての反逆者だ。
でも革命家じゃない。
たぶん策士。
血を流すのは好きじゃない。人の血を流すのも好きじゃない。
でも血は見えないところだろうと流されざるを得ない。
それが本質だ。
勝手に流してるだけでもあるが、自分が流していることでもある。
戦争の大義名分など、本物ではない。
いな、人類の活動全てにおいて大義名分など本物ではない。
平和はデフォルトじゃないゆえに、
どのみち平和のためにすら戦争する必要があり、
平和を獲得しても今度はその平和の中の不平等により戦争する必要がある。
血を流さないと生きている気がしない、という人が一定数いる。
血を流したいという人に平和を求めることは、
理にかなっていない。
逆に平和でありたい人に血を流させるのは不毛だ。
需要と供給。
俺は今どっちだ。